お買い物レビュー

◆それはある買い物の途中…
　いや、印刷用紙を買いに行ってたんです。久しぶりに切れてしまいまして、Boxを買いに行きました。500×5で2500枚。他に買うものは何か無かったかと店内をまわっていたところ、見つけました。

◆ほしいなあ
　買うにはちょっと遅すぎるかな、というのは確かにあったんですが、やっぱりほしかったので「いや、まだ外寒いこともあるし」と自分をだましながら購入。私は3,900円にて購入しましたが、調べてみたら定価 4,200円みたいですね。でも 3,000円程度から見つかりました。安いとこならもっと安いかもしれませんね。ZIPPO製品といってもZIPPOブランドでマルカイが製造しているようで、日本のみの製品なのでしょうか。ちなみに交換用バーナーは定価 735円。
　調べてたらハクキンカイロってのもあるみたいですね。形とか見る限り全く変わりません。

◆使用感
　セット内容としてはウォーマー本体、専用袋、注油カップ、ZIPPOオイル、取扱説明書(保証書)。
　使い方としては、

①注油カップを用いて付属のジッポーオイルをタンクの給油口へゆっくり注いでください。
②バーナーをはめ、タンクを斜めに持ちマッチかライターの炎を3～5秒プラチナ触媒に当ててください。
③キャップをつけて、ウォーマーを専用袋に入れてご使用ください。次第に暖かくなってきます。

だそうです(説明書記載)。
　実際使ってみたんですが、しばらくすると結構暖かくなります。何よりも持っててなんだか楽しいですね。
いったん暖かくなると結構もちました。使い捨てカイロって、そこまで使ったことはないんですが、途中から結構冷たくなるじゃないですか。構造考えると同じ酸化でも進み方が違うと思うので比べるのもどうかという感じはするんですけどね。あ、よく「化学のカイロ」とか紹介してるとこありますけど、化学反応としてはやり方違うだけで酸化反応です。詳しくいうまでもなく違うんですが、「化学のカイロ」と差別化するほどでもないって事で。
　ちなみに温度は結構なもので、付属のフリースの袋に入れておかないと熱くてさわれたもんじゃないです。
　燃料気化タイプなので、途中でストップというのは出来ません。綿にしみこませてるので燃料を出すといっても難しい（面倒）かと。持続時間は入れる量で調整するみたいです。キャップには目盛りが2本入っており、上の目盛りで2杯入れると24時間保つそうです。目盛り一つで6時間って事ですね。多分6ml程度だと思うので、1ml で1時間といったところでしょうか。あんまり少なすぎるとちゃんと使えるのかわかりませんけど。

◆Ecological と Economical
　Ecological としては「繰り返しご使用できます。」、Economical としては「最大24時間発熱。」だそうです。
ZIPPOオイルの値段考えると果たしてエコノミカルなのかどうかはちょっと疑問ですが。ほら、使い捨てカイロってへたすると10円間隔で値段が設定してあったりするじゃないですか、大学生協だけですかね？
　ごみが出ないということで環境に優しいそうです。繰り返し利用できるのはいいとは思いますけど、白金と燃料か…使い捨てカイロは木炭と鉄ですっけ？こっちの方が負荷は小さいのかな、ちょっとわかりません。白金ってレアメタルだし(笑)
　仕組みとしては、気化した燃料が酸化するときに出る反応熱を利用してるそうです。触媒はプラチナ。ZIPPOオイルって、中身は何か知りませんけど、第4類第1石油類/原料：重質ナフサって書いてあるので、ガソリン、ベンジン、トルエンにアセトンってところですか。まあベンジンが主体なのかな。ガソリンだとくさそうですし。


左：ウォーマー本体を開いたところ。左が本体、真ん中がバーナー、右がキャップになる。	右：バーナーの拡大図。見にくいが、入っている綿のようなものがプラチナ触媒。

◆使っていきます
　何はともあれ、使っててなんだか満足感が高いZIPPO HANDY WARMER 、もうだいぶ暖かくなってきたので使いどころは少なくなるかもしれませんが、まあこれから春休み。いろんなところに出かけていきたいので、楽しく使っていこうと思います。