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 夢をかなえる人の魔法の手帳
 

◆私の手帳生活
 私は今までシステム手帳とかを使っていなかった。いや、使ってみても長続きしなかったというのが正しいのかもしれない。付けるのがめんどくさかったというのが主な原因だろうが、使いにくかったというのも原因の一つだと思う。
 それまでの手帳は、時間軸が横のものが多かった。時間軸が横になっていると、予定は横には書けない。次の時間の部分まで専有してしまうためだ。縦に書けばいいと思われるかもしれないが、縦には縦でやはり書きにくい。それに、視線を横に走らせるためか、時間軸は縦の方が、予定を把握しやすかった。
 三日坊主のようなものに終わっていたとはいえ、いろいろな手帳を見るうち、自分なりの基準のようなものが定まっていった。時間軸は縦、一日ごとにメモ欄があって、月単位・週単位・日単位で書き込む欄があり、一週間ごとに一瞥できる。期間未定のことを書く欄もある…だがそんな手帳には残念ながら出会えなかった。近いものもあったが、別の面で使いにくかったりして。だから、だんだん予定表が必要な時は自分で紙に表を作り、それに書き込むようになった。一時は自分で印刷をして手帳を作ろうかと思っていた程だ。

◆みつけた!こんな手帳!
 そんなときに生協で見つけたのが『夢をかなえる人の手帳術』。これは簡単に言うと時間の使い方に関するもので、私はこういう本を読むのも結構好き。おもしろかったので買って読んでいました。しばらくして、生協に『夢をかなえる人の魔法の手帳』が置いてあることに気付きました。手帳術を読んでいる時、手帳に関してのところで、時間軸が横だったとはいえ「ああ、やっぱり同じように感じる人いるんだな」と思っていたので手に取って見てみたところ、私の要望とかなりマッチしていることを発見!大きさも丁度良く、その場で購入したというわけです。

  魔法の手帳 不思議な手帳 不思議な手帳日付入り  
左の赤いのが「魔法の」手帳。青いのがアップグレードバージョンの「不思議な」手帳。ワークブック部分を全面刷新しているらしいです。左の2つは日付記入形式だが、一番右は日付入り。真ん中のは今は白いかもしれないです。


◆どんな感じなの?
 スケジュール表の部分は見開きで一ヶ月分の予定を書く欄、10日ごとの旬間表、そして見開き一週間分で縦の時間軸の日予定欄です。それぞれにメモ欄があります。日付は自分で記入する形式です。これは月にも言えることで、この手帳にふってある月ごとの数字は、1月、2月…という意味ではなく、使い始めてひと月目、ふた月目…ということだそうです。
 また、ひと月ごとにワークブックのスペースがあります。手帳術に書いてあったことを簡単にまとめたような内容になります。一気に読んでしまうのもいいし、月が終わるごとに読んだり、少しずつ読んでもいいと思いますよ。ビジネス的な、いわゆる効率の上げ方ではなく、自分の時間をどう上手く使っていくか、時間とどう上手くつきあっていくか、というようなこと。なにか得るものはあるでしょう。

◆今、使ってみて
 内容はとにかくシンプルで、ほしいものだけ、しっかりあるといった感じです。形式が私にあっているというのもあるんでしょうね。未だに手帳を見つけるとチェックしていますが、しばらくはこれを使っていきそうです。
 私は今まで余程忙しくない限り記憶で行動していました。でもやっぱり忘れることがあるし…。スケジュール帳を持つのはいいことだと思います。友人には「スケジュール帳で時間に縛られたくない」と言われましたが違うんです。スケジュール帳をきちんと使うことで、ついうっかり、を減らせます。どこを見ればいいかが分かっているので、そのことに気を使わなくて済みます。見れば書いてあるんですから!スケジュール帳を持ち、時間を管理することは、時間に縛られるのではなく、時間を認識し、自由になる時間を増やすことに繋がるんだと思います。私もずいぶんとうっかりミスが減りました、これでも。
 とは言っても、まだ使えているとは言い切れません。つい書き込み損ねて忘れていたり、あわてたりがたくさんあります。人間、物事を毎日しっかりと30日つづければ習慣になるといいますし、書き忘れたりして困らないよう、もう少し上手く活用していきたいです。


◆参照
  藤沢優月著: 夢をかなえる人の手帳術
  藤沢優月著: 夢をかなえる人の魔法の手帳

◆URL
  出版社: Discover
  http://www.d21.co.jp/
  著作者: 藤沢優月HP『OFFICE ONSA』
  http://www010.upp.so-net.ne.jp/onsa/

2004/11/27 Sat 09:50